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老人病院

待合所

老人病院とは少し古い表現ですが、現在でも形式としては残っています。
2003年までにすべての老人病院は廃止されており、現在では長期入院を前提とした
療養型病院という形に移行しました。

そこで、今回は老人病院としての経緯と療養型病院の現状について述べたいと思います。

老人病院とは

老人慢性疾患を抱える65歳以上の患者様が入院する病院を老人病院と呼んでいました。

入院率が60%を超える病院は特例許可老人病院であり、60%未満の病院だとしても
特例許可外老人病院という形で運営されていたのです。

介護・リハビリを中心とした病院機能に重点をおいている医療施設は、
介護力強化病院と呼ばれ、こちらも老人病院の1つと言われていました。

老人病院の場合、多くのケースでは病状は安定しています。
急性期の治療と比較すると容態が急変するということもあまりなく、機能回復を目的とした
リハビリテーションあるいは介護を中心に取り組まれていた病院です。

現在これらの機能は療養型病院という形で引き継がれています。
特徴として、医師や看護師、薬剤師については、厚生労働省で定められている配置基準が
一般病床に比べると大幅に少ないことがわかると思います。

生活しやすい施設

さて、兵庫県内にある老人病院、現在で言うところの療養型病院について
少し取り上げてみましょう。医療法人伯鳳会明石リハビリテーション病院をご紹介します。

下記が公式サイトです。
>>兵庫県内の療養型病院|明石リハビリテーション病院

スポーツ医療や内視鏡治療も行う当院。
一般的な病棟としての機能も有しています。

内科や外科に代表される一般的な診療科目を有しており、
併設するような形でリハビリテーション科があります。

病床数としてはリハビリテーション病床60床一般37床と、
療養型病院としての機能の方が充実していることが分かるでしょう。

在宅訪問診療にも精力的。21世紀に入ってからというものの、
自宅に居ながらにして医療を受けられる方法の模索が課題となっています。
当院では積極的に取り組んでおり、地域における介護・リハビリを支えている
医療施設です。

Jazzコンサートなどが開催されることもあるようです。
入院している患者様を退屈させないイベントを開催しており、楽しく
リハビリテーションに取り組める環境整備を進めていることが分かると思います。

院内はもちろんバリアフリーに対する配慮も充実。
療養型病院ですから当然のことですが、老人の方が入院していても
生活しやすい環境が整備されています。

立地環境としては山陽電鉄西二見駅から徒歩10分程度。
また、市民のアクセスを支えている県道718号線からも近い場所にあります。
お見舞いなどの交通面でも不便を感じることはないでしょう。