救急指定病院
救急指定病院とは事故や急な容態変化などに対応する病院を指します。
一次救急から三次救急までが存在しており、特に入院や手術を必要としない医療行為から、重篤な疾患や交通事故、災害によって負った重傷まで、対応できる医療行為の難易度に応じてランク付けされているのです。
兵庫県内にも様々な救急指定病院があります。ここでは、イザというときに備えていくつか紹介しておきましょう。
神戸こども初期急病センター
神戸市内にある小児科医療の救急病院です。
国道2号線沿いにあることからアクセス面でも良好。土日祝日や夜間の診療も対応していますから、急に調子を崩したお子様を病院で見てもらいたい時には安心ではないでしょうか。
小さなお子様は突発的な体調不良を招くケースが少なくありません。
成人であれば感染しないような病気や細菌でも、免疫力の低い児童の身体には影響があることも考えられます。
したがって、原因不明の体調不良になることが多いのです。
このような背景からお子様の診察は医師であっても難しいものがあります。
専門性の高い小児科医に受診することで、確実性の高い診療が期待できるでしょう。
明石医療センター
明石医療センターでは内科系と外科系それぞれの医師が日直ないしは当直を担当しており、夜間や休日の救急に対応しています。
また、産婦人科医は毎日対応できる体制を整えておりますので、出産直前という状態でも安心して来院できるでしょう。
当院の特徴としては循環器系疾患に強い点。
人間の生命維持に欠かせない呼吸ですから、万が一のことが起きた時に専門知識を持って対応してくれる医師が当番を務めているのは心強いのではないでしょうか。
なお、受診の際は事前に電話で容態を相談すること。
あくまでも緊急時に対応する病院ですから、少し体調が気になるけど仕事が忙しくていけないという理由でむやみやたらと行くものではありません。
他にも急患という患者様がいることを認識しておきましょう。
姫路赤十字病院
姫路市内には日本赤十字社が運営する姫路赤十字病院があります。
こちらは夜間・休日でも常に急患に対応できる状況が整備されており、市民の方も安心して生活できるのではないでしょうか。
内科、外科、小児科、脳神経外科といった診療科の当直医の医師が、持ち回りで担当しています。
必ずしも専門性の高い診察ができるとは限りませんが、様々な病気を前提に検査を行いますしい、応急処置は十分に対応可能。
必要に応じて専門医を受診する必要があるか判断してくれるため、もしもという時には利用すべきです。