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公的医療機関はどんな種類の病院?

公的医療機関

公的医療機関は国や地方自治体が運営する医療機関

公的医療機関とは、「国や地方自治体が運営・管理する医療機関」を指します。
医療機関には民間企業が運営するものもあれば、国や地方自治体などが運営するものもあります。
後者のような公的な団体が運営する医療機関を、公的医療機関といいます。

公的医療機関は利益の追求を目的としていない

医療は日本に住む人にとって、なくてはならないものです。
病気になったときに病院がないと、適切な治療を受けることができません。
しかし民間企業はさまざまな人の症状を改善する目的をもっているものの、事業によって利益を得ることも目的のひとつです。
そのため都市部にしか医療機関を設置しなかったり、採算が取れない医療機関は撤退してしまったりすることがあります。

これに対して公的医療機関は、利益の追求を目的としていません。
あくまでも日本のどの地域に住んでいても、そこに住む人たちが一定水準の医療を受けられるよう、各地域に公的医療機関が設置されているのです。

ただしもちろん公的医療機関であっても、あまりにも人が少ない地域には、病院などを設置できないことがあります。
公的医療機関は日本の都道府県の各地域にありますが、地方都市にあることが多いです。
こうした場所は周辺地域からアクセスしやすいため、多くの人が利用できるのです。

このように公的医療機関は、日本に住む人々が良い医療サービスを受けられる基盤となっているのです。
まずはこのことを理解しておきましょう。

公的医療機関の専門医療は、厚生労働省のページを確認

公的医療機関にはさまざまな種類があり、日本赤十字社や大学病院などがそれにあたります。
これらの病院は風邪などの一般的な病気を治療してもらうこともできますが、より重度の高い病気を治療してもらうこともできます。
特に大学病院などは非常に高度な医療に関する研究を行っており、がんなどの治療にも対応しています。

もし重い病気にかかってしまった場合には、公的医療機関の病院を利用するのはおすすめです。
しっかりと処置をしてもらうことができ、安心して回復へ向かうことができます。
もちろん費用はかかるものの、それだけ質の高い治療を受けられるのは、大きなメリットといえます。

主な公的医療機関にどのような病院があるかは、厚生労働省のホームページを見ると確認することができます。
どのような病院が公的医療機関なのかを理解しておくと、今後病気になったときに役立つことがあるはずです。
病気はいつなるか予測できない面があるため、前もってきちんと準備をしておくことは大切です。
公的医療機関をチェックしておくこともそのひとつといえるため、しっかり見ておきましょう。

このように公的医療機関は、とても重要な役割を果たしている病院です。
ぜひ理解しておいてください。