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精神疾患の種類と基礎知識

精神疾患

精神疾患とはどのような病気なのか

精神疾患とは、主に脳の働きに異常が生じる症状を指します。
脳は人の体の中でも非常に大切な役割を果たす部位であり、感情や行動を司る部分です。
精神疾患になると、行動や感情に変化が生じ、異常な行動をとってしまったり、上手くコミュニケーションをとれなくなってしまったりします。
また、最近では発症する人が多い「うつ病」も精神疾患のひとつの種類であり、現代人にとって関わりの深い病気といえます。

精神疾患を防ぐためには、どのような病気があるのかを知っておくことが大切です。
ここでは精神疾患の基本について紹介します。

精神疾患の種類を解説

精神疾患は大きく分けて、3つに分けることができます。
まずは「外因性精神疾患」という症状です。
これは服用していた薬や、大きな事故による怪我などが原因で発症する精神疾患を指します。

薬物によっては、脳の働きを大きく損傷してしまうことがあります。
脳の働きに異常が生じてしまうと、精神疾患につながってしまいます。
また、大事故を経験するとそのショックから大きなストレスを感じ、精神疾患になることもあります。

次に「心因性精神疾患」というものがあります。
これは精神的なストレスなどがきっかけとなり、精神疾患を発症することを指します。

現代人にとって、ストレスはつきものです。
仕事やプライベートの人間関係などで継続して大きなストレスを感じていると、脳に異常をきたしやすくなります。
その結果、精神疾患を患ってしまうことがあります。
前述したうつ病も、このケースに含まれます。

また、「内因性精神疾患」というものもあります。
これは明確な原因が不明で発症する精神疾患を指します。

精神疾患が発症する原因はさまざまですが、場合によっては原因がはっきりと特定できないことがあります。
内因性精神疾患については原因が現在も研究が進められており、適切な治療方法が模索されています。

精神疾患で発症する症状

精神疾患になると、特徴的な症状が生じることが多いです。
まずは「抑うつ気分」です。
精神疾患を患っている人は大きく気持ちが落ち込みやすく、言動や雰囲気も元気がない様子になってしまいます。

また、判断力や注意力が衰えることも多いです。
いつもぼうっとした様子になることが多く、周りに起きている物事や人が話していることに、あまり注意が向かなくなりやすいです。

さらに身体能力も低下することがあります。
精神疾患の患者は元気がなくなることで、体を動かすことに抵抗を感じやすくなります。
そして、筋力も衰えやすくなるのです。

精神疾患を発症すると、このような症状が生じることが多くなります。
しっかりと理解しておきましょう。