内科

くしゃみ

軽い疾患に対応する診療科目

内科では日常的に罹りやすい病気やケガなどを診察する診療科目です。
一番近くにあるかかりつけ医として内科を担当している病院があると安心できるでしょう。
ただの風邪だと思うけど症状が辛いので病院に行きたいという場合には内科を受診します。
他にも普段とは体調が異なると感じた場合には、たいした事ではないから大丈夫と自己判断しないで内科を受診することが大切です。

内科の診療内容は、患者さんが訴える症状と実際に診察した結果からどのような病気なのかを診断します。
診察する部位は幅広く、とにかく豊富な知識と経験が必要になります。
場合によっては患者さん自身で重大な病気ではないと思っていても、実は深刻な病気の初期症状だったという場合もあるため、早期発見をするためにも内科医としての実力が必要とされます。
内科で発見された病気は、専門の診療科目がある病院へ紹介される場合もあります。
できるだけ早く病気を発見するという意味でも、内科のかかりつけ医にお世話になっておくことは非常に重要なのです。

内科で扱う病気

内科では様々な症状に対して診察を行うため、患者さん自身が何か体の異変を感じた場合には取り急ぎ内科を受診してください。
はっきりとした病名がわからなくても、最近体だるくて疲れが取れないとか、特にダイエットをしているわけでもないのに体重が減っていくなどの異変を感じた場合にも内科で診察を受けましょう。
何が原因で体の異変が生じているのかを判断するのは、あくまでも医師であるため、患者さん自身が判断してはいけません。
このくらいの症状で病院に行っても良いのだろうかと迷う方も多いですが、重大な病気の初期症状として現れている場合も考えられますので早めに診察を受けましょう。

内科の治療

診察の結果、病名が判明したら治療が行われますが、基本的に内科では症状に適した投薬が行われるのが一般的です。
例えばアレルギー性鼻炎と診断された場合には抗ヒスタミン剤が投与されてアレルギー症状を抑えるための治療が行われます。
薬を処方するまでもないと診断された場合には、食生活の改善や運動などの生活習慣を改善するための指導を行って様子を見る場合があります。
健康診断で血圧が高めだったので再検査を行うために受診したところ、降圧剤を飲むまでもないほどの血圧だった場合にはまず生活習慣の改善を試みて様子をみます。
しばらく経って再度受診をした結果、血圧が安定していればそのままの生活を続けるように指導し、血圧が更に上がっていた場合には降圧剤の投与も検討されます。
このように患者さんの症状に応じて治療方法が異なりますので、医師と相談をしながら最も適切な治療法を実践することが大切です。